Skipする

おいしく、手軽に。暑さに負けない、夏の食

おいしく、手軽に。暑さに負けない、夏の食

 

もうすぐ土用の丑の日。夏バテしがちな時期だからこそ、普段の食事で栄養をしっかりとチャージしたいところ。藤原美智子が自身の夏の食生活を語ります。

 

この時季に必要な栄養は、旬の野菜と果物でチャージ

 

――美智子さんは夏バテで食欲が落ちることはありますか?

私は食欲が落ちることって、まずなくて()。食べることが好きだし、食べないとエネルギーが湧いてこないんですよね。何でもバランスよく食べますが、特に旬の食べ物は積極的に食べるようにしています。夏の野菜や果物は水分量が多いし、紫外線で疲れた体にうれしいビタミンCなどの栄養素も豊富。旬のものには、その時季に必要な栄養素が含まれているので、普段の食事が自然と夏バテ対策になっていると思います。なによりも、旬のものって、おいしいですからね。

 

――毎朝、季節の果物を2種類食べるのも、美智子さんのルーティンですね。

夏の果物の中で特に好きなのがスイカ。みずみずしくて甘さが後に残らないから暑い日には最高ですよね。愛犬のアルフもスイカが大好きで、私が食べていると必ず寄ってきて、おねだりするんです()。夏野菜は家庭菜園でも何種類か育てていて、とれたてはやっぱりおいしいです。ラタトゥイユなどの冷たい煮物は暑い日でも食べやすいので、よく食卓にのぼります。

 

胃腸を冷やしすぎず、ラム肉や鰻でスタミナアップ

 

――旬の野菜や果物を積極的に摂ること以外に、心がけていることはありますか?

冷たいものの摂りすぎには気をつけていますね。胃腸を冷やしすぎてしまうと、夏の終わりにどっと疲れが出てしまいますから。と言いつつも、かき氷やアイス、フローズンドリンクといった“ひんやりスイーツ“が大好きで(苦)。だから、我慢しなければと考えるとストレスになるので、ほどほどに楽しむという意識を持つようにしています。

冷たいものを飲んだり食べたりした後は白湯を飲んだり、お風呂でゆっくり温まったりと、冷えた胃腸をフォローすることも心がけています。体を冷やさないために、真夏でも朝晩湯船に入って体を温めたり、冷房対策にショールを持ち歩くことも習慣化していますね。

 

――もうすぐ土用の丑の日ですが、スタミナをつけるために食べるものはありますか?

夏バテ予防にも美容にもタンパク質は欠かせない栄養素なので、お肉やお魚は普段からしっかり食べています。夏はテラスでジンギスカンをすることが多いので、必然的にラム肉が多くなりますね。ヘルシーだし、疲労回復効果やダイエット効果が期待されるL-カルニチン、ヘム鉄などの栄養素も豊富なので、女性には嬉しいですよね。

土用の丑の日以外でも鰻を食べることは多いですし、鰻にかける山椒のように、ハーブやスパイス、ニンニクや生姜といった香味野菜も夏の料理によく使います。シソ、バジル、タイムなど、料理によく使うキッチンハーブはプランターに寄せ植えして、必要な時に必要な分だけ摘んで使っています。買うよりも新鮮だし、コスパもいいのでおすすめです。

 

栄養たっぷりの味噌汁&味噌おにぎりは、自家製味噌で

 

――味噌も自宅で手作りされているそうですね!

5~6年ほど前から、年に一度、夫と一緒に麦味噌と米味噌を仕込んでいるんです。下田の家に保管しておいて、東京の家にも少しずつ持ってきて使っています。手前味噌ですが、このお味噌が本当に美味しくて! もう市販のお味噌には戻れなくなってしまいました。食欲がないときでも野菜などを入れて具だくさんの味噌汁にすると栄養もしっかり摂れますし、出かける時は、味噌おにぎりを持っていくこともあります。

 

――夏のお弁当に味噌おにぎりは、いいですね。

梅干し入りの玄米おにぎりに味噌をまんべんなくつけて、海苔をぐるりと巻きつけるだけ。爆弾おにぎりのようなインパクトのある見た目ですが、これがおいしくて、食欲がない時でもぺろっと食べられるんです。手軽で栄養もぎゅっと詰まっていて、ワンハンドでさくっと食べられるから、忙しい人にもおすすめ。こんなふうに昔ながらの日本の食を見直しつつ、時にはひんやりスイーツも楽しみつつ()、夏バテしない健やかな体を作っていきたいですね。

 

Photo:Sachiko Horasawa
Text:Sachiyo Kamata
ご登録ありがとうございました。 好評につき売り切れました。 在庫切れ